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ごあいさつ
はじめまして。私のブログを見つけてくださり、本当にありがとうございます。
私は現在、30歳、看護師（夜勤あり）です。働きながら、不妊治療に取り組んでいます。
このブログでは、私の経験や感じたこと、治療の流れ、そして日々の心の揺れ動きについて、リアルな言葉で綴っていこうと思っています。
同じように治療をしている方、これから治療を考えている方、そして、誰かのために少しでも理解を深めたいと思っている方。
そんなあなたに、そっと寄り添えるような場所になれたら嬉しいです。
私の基本プロフィール
- 年齢：私、３０歳 夫、３０歳
- 職業：看護師 （夜勤あり）
- 性格：心配性だけど、前向きに考えるのが得意。感情の波はあるけど、落ち込んだ分だけ強くなれると信じてる。
- 家族構成：夫と2人暮らし。子どもはまだいません。
- 趣味：カフェ巡り、ドラマ鑑賞、スキンケア（肌ケアも心の癒し）
- 治療歴：婦人科受診から約３年、不妊治療のクリニックに通い始めて１年。
結婚から治療を始めるまで
結婚してしばらくは、「自然に授かるだろう」「いずれできるから大丈夫」とあまり深く考えていませんでした。
でも結婚から３年経っても妊娠には至らず、毎月のリセットに落ち込む日々、、、、、
周囲の妊娠報告が増えていく中で、「もしかして、私たちだけ？」という焦りと不安が大きくなり、勇気を出して病院を受診することを決めました。
初めての婦人科受診と検査
最初は、近所の婦人科で検査を受けました。血液検査、子宮卵管造影検査、超音波検査などの検査を一通り行いましたが、特に原因はみつからず、、、。初めての不妊治療だったため、基礎体温をつけてみましょうと、Dr指示のもと行ってみたところ、基礎体温３５．０度台だったため、排卵前と生理前の体温差があまりないことが発覚し、〝多嚢胞性卵巣症候群〟の診断を受けました。
また、夫の検査では「やや数値が低め」とのことでした「何も原因が見つからなかったらどうしよう」と不安な反面、「できなかった原因が見つかってよかった」と少しだけ気持ちが楽になりました。
複雑な思いを抱えながら、本格的に不妊治療専門クリニックへの通院が始まりました。
クリニックを選んだ理由
不妊治療を始めようと思ったとき、まず悩んだのが「どこのクリニックに通うか」でした。後悔しないように慎重に情報収集をしました。
最初は、インターネットでの検索や、SNS、などを使って、実際に通っている方々のリアルな体験談を読み漁りました。Googleの口コミもチェックしながら、クリニックの雰囲気や対応、治療方針などを把握し、気になったところをいくつかピックアップしていきました。
その中でも特に重視したのが「通いやすさ」です。不妊治療は何度も通院が必要になることが多く、私は仕事を続けながら治療を受ける予定だったので、職場や自宅からのアクセスが良いという点は譲れない条件でした。無理なく通えるというだけで、心の負担もかなり違うと思ったからです。
いくつかの候補の中から最終的に選んだクリニックは、私の希望やライフスタイルに合っていて、今では「ここにしてよかった」と思える場所です。もちろん、治療はうまくいくことばかりではないですが、納得できる環境で前向きに向き合えることが、私にとっては何より大切だと感じています。
クリニックと治療のステップ
私たちがこれまでに経験した治療ステップ：
- タイミング法：3周期
- 人工授精（AIH）：４回
- 体外受精（IVF）：現在進行中（1回目の採卵・移植を経験）
ホルモン注射の痛み、採卵前後の不調、判定日の緊張…。治療は肉体的なものだけではなく、心への負担も大きいと日々実感しています。
治療中の気持ちの変化
治療を始めた頃は、「きっとすぐ授かる」と思っていました。でも思うように結果が出ない現実に、焦りや自分を責める気持ちが大きくなっていきました。
他人の妊娠報告を素直に喜べない自分が嫌で、SNSを見るのもつらくなったこともあります。
でも最近は、「そんな風に感じてもいい」と、自分の感情を否定せずに受け止められるようになりました。
仕事との両立の現実
仕事はフルタイムで、基本的にはシフト制の勤務。
治療のために急な休みや遅刻・早退をしなければならない日もあり、スケジュール調整にかなり苦労しています。
上司や同僚に治療のことは話していないため、理由を濁すのも気を遣います。
「休んで迷惑かけてるかな」と感じることも多く、心の疲れは正直あります。
パートナーとの関係
治療を進めていく中で、夫婦の関係にもいろんな変化がありました。
落ち込む私にかける言葉がわからない夫、感情的になってしまう私。すれ違うこともあります。
でも話し合いを重ねる中で、「お互いがどうしたいか」を確認し合い、少しずつ歩幅を合わせられるようになってきました。
治療は“2人のもの”だと、いつも意識するようにしています。
周囲との付き合い方（家族・友人・職場）
家族や友人からの「子どもはまだ？」という言葉に、傷ついたこともあります。
相手に悪気がないとわかっていても、何度も心がチクッと痛むのは事実。
妊娠報告を聞いても、素直に「おめでとう」と言えないときがある。
そんな自分に罪悪感を抱くこともありますが、「比べなくていい、私は私」と思えるように、少しずつ心の整理をしています。
このブログを始めた理由
私自身、誰かのブログにたくさん救われてきました。
「こんな風に感じてるのは私だけじゃない」と思えるだけで、前を向ける日もあります。
今度は私が、誰かにとっての“その存在”になれたらと思い、このブログを始めました。
情報よりも“気持ち”に寄り添うような内容を届けていきたいです。
これから書いていきたいこと
・治療の進捗記録（採卵、移植、判定日など）
・治療費と助成金のリアル
・副作用や体調変化のこと
・心のケア、私の気分転換法
・夫婦の対話・価値観の違い
・仕事とのバランスや職場との向き合い方
同じような境遇の方と、少しでも気持ちを共有できたら嬉しいです。
最後に：読んでくれたあなたへ
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
不妊治療は、とても繊細で、時に孤独な道です。
でも、一人じゃない。どこかに、同じように悩んでいる人がいる。
そう思えるだけで、少しだけ心が軽くなることもあります。
不妊治療を行っている中で、「もしできなかったら、、」と何度も何度も不安になることがあります。私の中で、なぜ子供ができない＝辛いになってしまう理由として、周囲の変化、友人たちが母、父になっていくという変化を見ていく中で、「なぜ自分たちにはできないのだろう」という感情がわくことでした。今後、治療をしていく中で、私たち夫婦は子供ができない未来を受け入れながら治療を行っています。ただ、後悔はしたくないので、できるところまで治療を行っていこうと思っています。
このブログが、誰かの心にそっと寄り添う“居場所”になれたら幸いです。
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