妊活中に知っておきたい「タイミング法」と「基礎体温」の基本とコツ

不妊治療

はじめに

不妊治療の第一歩として、多くの人が最初に取り組むのが「タイミング法」です。これは排卵のタイミングに合わせて夫婦生活のタイミングを調整し、自然妊娠を目指す方法です。

そして、タイミング法を行ううえで重要な手がかりとなるのが「基礎体温」。毎朝同じ時間に測るこの体温の変化が、排卵日やホルモンバランスのヒントになります。

この記事では、「不妊治療のタイミング法」と「基礎体温」について、どのタイミングから行っていったのか、記事にまとめていきます。

タイミング法とは?

タイミング法とは、排卵の時期に合わせて性交のタイミングを取ることで、妊娠の可能性を高める方法です。
多くの不妊治療クリニックでは、このタイミング法から治療をスタートするケースがほとんどです。

医療機関での流れ

医師が以下のような方法で排卵日を予測し、最適な性交のタイミングを指導してくれます。

  • 超音波検査(経腟エコー):卵胞の大きさを確認し、排卵が近いかを判断
  • ホルモン値の測定:ホルモンの値を測って排卵直前を判断
  • 基礎体温のチェック:排卵の有無・時期を目安として確認

排卵の2日前〜当日がもっとも妊娠しやすいと言われており、その時期に合わせてタイミングをとることがポイントです。

基礎体温とは?

基礎体温とは、朝目が覚めてすぐ、体を動かす前に測る体温のことです。女性の体はホルモンの影響で体温にリズムがあり、基礎体温を記録することで排卵の時期を推測できます。

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測り方の基本

  • 朝起きてすぐ、布団の中で測定(動かずに)
  • 毎日同じ時間に測ることが理想
  • 婦人体温計を使う(小数点以下2桁まで測定可能)☆実測式(5分測定)☆予測式(数十秒の測定で5分後の平衡温を予測)

高温期と低温期の違い

  • 低温期:月経開始〜排卵前。が比較的低め(36.2〜36.5℃くらい)
  • 高温期:排卵後〜次の月経まで。体温が0.3〜0.5℃ほど上がる(36.7℃以上など)

この体温の変化を見ることで、体のサイクルを知る手がかりになります。

タイミング法と基礎体温の関係

「排卵日を特定する」のがタイミング法の目的ですが、そのサポートとして基礎体温はとても有効です。

タイミング指導での基礎体温の役割

医師によってはエコーやホルモン値を重視するため、基礎体温を必須とはしていないこともあります。
ですが、自分のリズムを知る排卵があったかを確認するという意味で、基礎体温は大いに役立ちます。

たとえば、毎月同じようなタイミングで体温が上昇すれば、排卵が安定していると予測でき、タイミングを取りやすくなります。

私の体験談:タイミング法と基礎体温との向き合い方

私自身、不妊治療を始めた初期はタイミング法を指導され、同時に基礎体温の記録もすすめられました。

最初は毎朝の計測が億劫で、体温がガタガタだと不安になったり、気にしすぎて逆にストレスになったことも。
でも、数ヶ月記録するうちに、自分の体のパターンがなんとなく見えてきて「今回はこの辺りが排卵日かも」と予想がつくようになりました。基礎体温をつけたことで、他嚢胞性卵巣症候群とういこともわかありました。

体温が下がったのを朝把握した時点で、「今日いい日だよ」と夫に伝えていました。

まとめ
  • タイミング法は不妊治療の基本であり、自然妊娠の可能性を高める大切な方法
  • 基礎体温は、自分の排卵やホルモンのリズムを知るためのヒントになる
  • 無理なく続けるには「完璧を求めすぎないこと」が大切
  • SNSなどをみて、人と比べない

妊活には人それぞれのペースがあり、落ち込んだり焦ったりする日もあります。
でも、自分の体と向き合いながら、できることを少しずつ積み重ねていくことが、きっと未来につながっていくと信じています。
この記事が、少しでもあなたの妊活のヒントになりますように。

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