妊活を進めていく中で、医師から「卵管造影検査を受けてみましょう」と言われた方も多いのではないでしょうか。
でも、「卵管に造影剤を入れる」と聞くと、正直かなり怖いですよね…。
私も初めて卵管造影検査を勧められたときは、不安でいっぱいでした。痛みはどれくらい?どんな流れ?辛いの?──そんな疑問だらけ。
この記事では、卵管造影検査を実際に体験した私が、検査の流れ、痛みや辛さ、不安の乗り越え方について、できるだけ詳しく、リアルな体験を交えながらお伝えします。
「これから検査を受けるけど怖い」「リアルな情報を知りたい」という方に、少しでも安心してもらえたらうれしいです。
目次♪
卵管造影検査とは?
卵管造影検査は、子宮から卵管へと続く道がきちんと通っているかを調べる検査です。
妊娠するためには、卵管が精子と卵子の出会う場所になります。そのため、卵管が詰まっていたり、癒着していたりすると、自然妊娠が難しくなってしまいます。
卵管造影検査では、子宮に造影剤という液体を注入して、レントゲン撮影を行い、卵管の通りや形を確認します。
検査自体は比較的短時間で終わりますが、「痛い」と言われることもあり、受ける前はとても緊張する検査のひとつです。
卵管造影検査の流れ
私が受けたクリニックでは、検査の流れはこのような感じでした。
- 受付後、簡単な問診と検温
- 検査の説明を受ける(リスクや当日の注意点など)
- 内診台に上がり、消毒と準備
- 子宮口にカテーテル(細い管)を挿入
- 造影剤を少しずつ注入しながらレントゲン撮影
- 検査後、休憩スペースで体調確認
全体の流れは30分~1時間程度でした。
ただ、待ち時間や準備に思ったより時間がかかるので、時間に余裕を持ってスケジュールを立てておくのがおすすめです。
卵管造影検査は痛い?
痛みについては、本当に個人差が大きいですが、私の場合は「下腹部をギューッと押されるような、生理痛を少し強くした鈍痛のような感じ」でした。
特に痛みを強く感じたのは、造影剤が卵管を通る時といいますが、私は固定水を入れた時の鈍い痛みが嫌でした。
その後、2〜3分程度で落ち着き、検査後は少し鈍い痛みが残るくらいでした。
中には「ほとんど痛みを感じなかった」という人もいれば、「冷や汗をかくほど痛かった」という人もいるので、様々なようです。
卵管造影検査はつらい?
私にとって一番辛かったのは、「痛み」よりも「不安」でした。
事前に「痛い」「怖い」という情報ばかりをネットで目にしていたので、検査台に乗った時点で心拍数がかなり上がっていました。
リラックスできないと余計に身体がこわばって痛みを強く感じる、と聞いていたので、できるだけ深呼吸をしていましたが、それでもやっぱり緊張してしまいました。
検査後は少し出血があり、お腹に重だるい違和感も残りましたが、帰宅してから横になっていると数時間で楽になりました。
卵管造影検査への不安をやわらげるには
私が実際にやってよかったと思う対策を紹介します。
- 検査前にしっかり説明を受けること
わからないことをそのままにしないで、何でも質問しました。「痛かったらどうする?」「中止できる?」など、聞いて安心できたので心の負担が減りました。 - 検査当日はリラックスを心がけること
呼吸を意識して深くする、なるべく身体の力を抜く…これだけでも、痛みが和らぐ感覚がありました。 - 痛み止めを持参する
私は検査前に医師の指示で痛み止めを服用しました。検査後も痛みが強ければ飲めるように用意しておくと安心です。
私の卵管造影検査体験談
検査を受けるまでは、「怖くて前日眠れないんじゃないか」と思っていました。
実際には、検査自体は想像していたよりも早く終わり、「思ったより耐えられる痛みだったな」と感じました。
もちろん、まったく痛くないわけではありませんでしたが、「これを乗り越えたら妊娠への道が開けるかもしれない」と思うと、頑張れました。
後から医師に「卵管はしっかり通っていましたよ」と言われたとき、すごくホッとしたのを覚えています。
卵管造影検査後に気をつけること
検査後は、人によって軽い腹痛や少量の出血が続くことがあります。
私も検査当日は腹部に違和感があり、無理をせず帰宅後すぐ横になりました。
激しい運動や長時間の外出、入浴は医師の指示があるまでは控えたほうが良いです。
また、発熱や大量の出血、強い腹痛が続く場合は感染症のリスクもあるため、すぐに受診しましょう。
まとめ
卵管造影検査は、決して「楽な検査」ではないかもしれません。
でも、未来の妊娠のために必要な大切な一歩です。
不安でいっぱいな方に、私の体験が少しでも参考になり、「大丈夫、乗り越えられる!」と思ってもらえたら嬉しいです。
皆さんの妊活が、少しでも前に進むことを心から願っています。
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