人工授精とは、採取した精子を、排卵のタイミングに合わせて子宮内に注入する治療法です。

そもそも、不妊治療には人工授精、体外受精があります。
それぞれの違いを簡潔にまとめてみました。
人工授精 | 体外受精 | |
痛み | 精子を子宮に戻す際の違和感 | 採卵痛(麻酔の有無)、皮下注射などの痛み |
通院頻度 | 卵胞チェック3回/月程度 | ホルモンバランスを整えるため2、3ヶ月かかる |
薬 | 生理3日目からの排卵誘発剤、人工授精後の排卵誘発剤の注射 | ピルや貼付薬、皮下注射、膣錠など |
妊娠率 | 平均値 5〜10% | 平均値 20% |
人工授精(AIH)のスケジュール
基礎体温表をもとに、主治医が次回の受診日を組んでくれます。
また、生理開始後3〜5日目より治療に向けての排卵誘発剤を飲みます。5日連続で同じ時間に内服しました。

排卵誘発剤(クロミッドなど)を内服し、卵の大きさをみながら人工授精の日程を主治医が決めます。その日に合わせて、卵胞チェックのために3回程度受診します。卵胞の大きさは、18〜20㎜で人工授精が行える大きさになります。
排卵のタイミングを見極めるのが、とても重要なため、時には予定より早く排卵してしまい、人工授精が延期になるケースもあります。排卵してないかな!?と心配になることもあったので、基礎体温を測り、体温が下がっていないか確認し、排卵検査薬を使い確認していました。私が使っている基礎体温計はこちらです🌡️また、排卵検査薬は、まとめての購入がおすすめです!👇👇
おかげで、私は4回とも排卵せず人工授精を行うことができました。
👇人工授精開始から終了時までの流れをまとめてみました。

1度夜勤前に卵胞チェックのため通院しましたが、待ち時間が思った以上に長く何もせず帰宅したことがありました。私のように、不妊治療クリニックではなく産婦人科での人工授精は卵胞チェックのためだけに、こんなに待つんだ。。。としんどくなってしまうかもしれません。
が!!!その治療自体、意味がある治療です。前向きにいきましょう🚩
人工授精時の痛み
治療の痛みについてですが、痛みに弱い私でも耐えらえる程度の痛みでした。洗浄、濃縮処理した精子をシリンジで子宮に送る際、″子宮に液体が入ってるな。″ と感じる程度で、大きな痛みはありませんでした。時間も数分程度で終わりました。
ただ、人工授精実施後のhcgの筋注はとっても痛かったです。
費用
費用は、初回と4回目は24,260円、2回目2,470円、3回目2,260円とばらつきがありました。
※病院や使用する薬剤によって費用は異なりますので、あくまで目安としてご参考にしてください。
まとめ
施術まで、待っている時間は長く感じますが、精子を戻すだけなので施術はあっという間に終わります。
また、生理が来るまでの期間は、妊娠しているかもしれない!とワクワクしていました。
生理がきてしまうと、生理3日目に病院受診し内服開始し、卵胞チェックの繰り返しです。生理が来るたび、「本当に意味あるのかな。」と悲しくなりました。
今回、人工授精を4回行いましたが、妊娠には至りませんでしたが、人工授精を経て現在は体外受精を行なっています。
ステップアップをする時は、勇気が必要ですがいざ治療を行なってみると流れがわかるため、嫌でも慣れていくことに気付きました。
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